障全協・日本障害者センター
東日本大震災支援対策本部
【大震災関連報告・情報発信】

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■東日本大震災「支援募金」のよびかけ
 障全協としての当面する具体的な支援活動として「支援募金」を全国に呼びかけてます。
  ●口座名義:障全協   ●郵便口座:00110―7―7483
   ※備考欄に「支援募金」と明記してください。

□支援募金 □震災関連報告 □支援のとりくみ □共同支援
JD・JDF
□支援情報

●【 大震災関連報告 】発信

  ● 【 大震災関連報告 第12報  】 2011.03.26 発信 NEW
  ● 【 大震災関連報告 第11報  】 2011.03.23 発信
  ● 【 大震災関連報告 第10報  】 2011.03.23 発信
  ● 【 大震災関連報告 第9報  】 2011.03.22 発信
  ● 【 大震災関連報告 第8報  】 2011.03.18 発信
  ● 【 大震災関連報告 第7報  】 2011.03.18 発信
  ● 【 大震災関連報告 第6報  】 2011.03.16 発信
  ● 【 大震災関連報告 第5報  】 2011.03.16 発信
  ● 【 大震災関連報告 第4報  】 2011.03.15 発信
  ● 【 大震災関連報告 第3報  】 2011.03.14 発信
  ● 【 大震災関連報告 第2報  】 2011.03.13 発信
  ● 【 大震災関連報告 第1報  】 2011.03.12 発信


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●【大震災関連報告/第12報 】2011年3月26日発信

 大震災から2週間が経過しました。いまなお安否確認できない方々がたくさんいます。
 全視協は、震災の被害をギリギリ免れた会員が仲間の安否確認を必死で行い、多くの会員の無事を確認できたことに喜び合いながらも、なお連絡が取れない仲間を心配しています。岩手では、宮古市の会員が行方不明のままで、ラジオの被災情報にみんなが耳を傾けています。宮城・七が浜では、全盲の障害者が年老いた母親と抱き合うように瓦礫の下から発見されました。火葬か土葬か・・・・、火葬場では対応しきれず、土葬も良しとすることとなりましたが、七が浜の障害者はその火葬場の最後の火葬者となりました。
 助かった人々、亡くなった人々、そしていまなお生死が不明な人々。亡くなった人々のご冥福を祈りつつ、安否確認が早くすすみ、「生きていてほしい」の願いが叶うことを祈らずにはいられません。
 大震災関連報告−第12報を送ります。会員・仲間、被災障害者・患者、家族のことを思い考えることが支援のとりくみを深め広げていきます。障全協加盟組織のみなさんのそれぞれの実情に応じた取り組みをよびかけます。


■障害福祉の介護給付費、柔軟に算定を−東北地方太平洋沖地震などで厚労省
【医療介護CBニュース 3月24日(木)】

 厚生労働省は3月24日、東北地方太平洋沖地震と長野県北部の地震に伴う障害福祉サービス事業所への介護給付費の取り扱いについて、柔軟な対応を求める疑義解釈を都道府県などにあてて事務連絡した。
 疑義解釈では、事業所が減額措置を適用せずに介護給付費などを請求できる事例として、▽震災に伴って定員超過して被災障害者を受け入れる▽被災地への職員派遣や計画停電の影響で、一時的に人員基準を満たせない―ケースを挙げている。
 また加算については、震災の影響で人員配置体制加算や福祉専門職員配置等加算の要件を一時的に満たせない場合でも算定できるとした。さらに、居宅介護などの特定事業所加算に求められる有資格者職員などの割合は、震災などへの対応で増員した介護職員らの人数を除外して算出できることも盛り込んだ。
 これらの地震や福島第1原子力発電所の事故の影響で、利用者が医療機関に一時避難した場合は、避難前から提供されているサービスについて、避難元の施設などが介護給付費を請求する。また、障害福祉施設などに関しては、避難先に入所などした場合に、避難先が介護給付費を請求する。ただ、入所などせずに一時避難し、従来のサービスを継続して提供できている場合は、避難元が請求する。
 また、障害福祉の施設や事業所が全壊するなどして、避難所や仮設の建物でサービスが提供された場合は、避難前のサービスを継続して提供できていれば、介護給付費を請求できる。

●受給者証などの紛失にも柔軟な対応を
 被災により、利用者が受給者証や施設受給者証を紛失するなどした場合、提示しなくても障害福祉サービスなどを受けることができる。その際、事業者は市町村などにサービスの支給決定の内容について確認する。確認できない場合は、本人らから氏名や生年月日などを聞き取ることでサービスを提供できる。

●利用者負担の支払い、猶予も
 指定された被災地域で、障害福祉サービスなどの利用者負担の支払いが困難な人に対し、サービス事業者は、今年5月までのサービス分の利用料について、同月末日まで支払いを猶予できる。対象になるのは、▽家庭の生計維持者が行方不明▽福島第1原発事故に伴い避難または屋内退避―などの状態にあると申し立てた被災障害者。さらに、猶予の申請を待たずに、市町村や都道府県の判断で利用料を免除するよう「特段の配慮」を求めている。


■先遣隊がゆく (障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会ニュース 2011.3.25第115号)

●宮城・仙台方面 3.22-23 JDF藤井幹事会議長、森政策委員長ら
 宮城県、仙台市の障害関係15〜6団体、約20人ほどと懇談
 JDFが設置する現地支援センターと連携しての支援活動を確認
 その後、宮城県庁、仙台市役所の障害福祉課長を表敬訪問など
 http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/JDF/report/miyagiken_harada.html

●福島方面 3.23-24 小野きょうされん常任理事ら
 郡山市で福島に支援拠点をつくる相談
 いわき市もまわるが、原発事故の不安、不信が大きく、救護も支援も遅れている。
 障害者は避難所では落ち着いて過ごすことができず、
 作業所を避難所にして職員は11日から一日も休まず対応している。
 
https://picasaweb.google.com/sonobe.hideo/2011?authkey=Gv1sRgCIHgoK2TqcfroQE&feat=directlink


■日本障害者協議会(JD)緊急全体会の開催
JDは、3月30日に緊急の全体会を開催します。会議内容は以下の通りです。
(1)「東北関東大震災」に関する最新動向とJDによる支援体制
  @各会員団体等の把握している被災状況および罹災者支援体制についての報告・意見交流
  A「JDF東北関東大震災被災障害者総合支援本部」の設置とJDとしての支援体制
   (ア) 「宮城支援センター」の設置
   (イ) 「福島支援センター」の設置
   (ウ) 岩手での支援体制の見通し
  BJD独自の支援体制
   (ア) 『JD「東北関東大震災」関連情報センター』(仮称)の設置
   (イ) JD内の情報交換・相互連絡支援の体制整備について
   (ウ) JDの義捐金募集・救援物資輸送への取り組みについて
  Cその他 
(2)「障害者基本法改正案」の動向についての中間報告


■きょうされん、厚生労働大臣に緊急要望
 きょうされんは、3月24日、「東北関東大震災における被災障害者並びに被災作業所・事業所等への支援に対する緊急要望書」を提出しました。要望事項は以下の通りです。

1.被災により作業所・事業所等が直面している問題点が改善されるよう緊急支援策を講じてください。
1)震災によりやむなく閉鎖している作業所・事業所の公費収入(訓練等給付費と介護給付費の代理受領)の大幅減額の事態について、時限的に
日額制度を月額制度に変更して対処を
2)地域活動支援センターや小規模作業所等についても同等の緊急策が講じられるよう国が地方自治体と連携した対応を
3)小規模作業所や地域活動支援センターを含む施設・事業所の再開・復旧に向けた整備のための緊急財政支援
4)利用者支援や食糧調達、医療機関への搬送等を効果的に実行するためにガソリン給油等をスムーズに行えるような対策について自治体に要
請を

2.他の市町村や都道府県での緊急受入れ先(通所・入所)の整備を至急はかってください
1)受入れ可能な事業所・施設等の確保と速やかな情報開示、移動手段の保障
 2)受入れのための市町村窓口での申請手続きの簡略化
 3)通常の生活に要する生活用品の提供

3.被災障害者への緊急支援策を講じてください。
 1)障害者年金等の窓口給付の簡略化
 2)給与保障
   ・企業等に就労している場合、障害への環境整備を含む再開や復旧までの失業給付
   ・自営の場合も企業等就労者と同様に失業給付の対象に


■全国心臓病の子どもを守る会:事務局通信臨時号より
<青森県支部> 被災地から青森県の医療機関にかかる場合についての情報
(久保田支部長からのメールと電話)
 青森県外からの避難者で心臓病児の診療など受入れ対応につき確認しました。
 問い合わせた条件
 福島、宮城、岩手からの避難者が次々他県に移動を始めていますが、本県に避難した心 臓病児・者の診察、加療にあたって次の事を懸念しております。
  @ 健康保険証をもっていない(流出、持って逃げられなかった)
  A 紹介状がない
  B 常用服用している薬が解らない。
 このようなケースで果たして受診できるのか? 受け入れてくれる病院はあるか?
国立病院機構 弘前病院 佐藤工先生へ確認頂いた結果、下記の医療機関で対応してくださるとの回答をいただきました。
 ・青森市→青森市民病院(小児科・市瀬先生)
 ・弘前市→弘前大学医学部付属病院(小児科・高橋先生)、国立病院機構弘前病院(小児科・佐藤先生)
 ・八戸市→青森労災病院(小児科 金城先生)、八戸市民病院
 医師、病院間の交渉など佐藤先生が全面的にバックするということでした。

※厚生労働省 保険局医療課の3/11事務連絡「被保険者証等の提示について」において、「氏名、生年月日、被用者保険の被保険者にあっては事業所名、国民健康保険及び後期高齢者医療制度の被保険者にあっては住所を申し立てることにより、受診できる取扱いとするので、その実施及び関係者に対する周知について、遺漏なきを期されたい。」という指示が出ています。しかし、末端の医療機関まで、こうした連絡がはたして被災地まで行き届いていないようで、今回は、守る会県支部が地元の医師に働きかけをして先生が動いてくださいました。また、AやBについては、厚生労働省からは何の指示も出ておらず、受け入れ医療機関任せです。厚生労働省からは「震災対策」としてたくさんの連絡文書を出していますが、それだけでは不十分で、今回のように地元の医師のご尽力により対応できているのが現状のようです。(本部事務局)


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●【大震災関連報告/第11報 】2011年3月23日発信

 本日のマスコミ各紙を読んで唖然としました。「東京都は23日、都内に水道水を供給する浄水場から、乳児が飲む規制値の2倍を超える放射性ヨウ素を検出したと発表した。都は、乳児が水道水を飲むことを控えるよう呼びかけている。」この記事を読んだ都民は何を考えただろうか。「大人が飲む分は差し支えない」という活字をみて、「よかった」と思う都民がいるのか。
 おおもとの福島原発では、再び3号機から黒煙、作業員退避との報道もあり、この事態を誰がどう収拾するのか、政府・東電の責任は重大です。
 さて、第11報をお届けします。今回は長野県の被災者受入の報告、福祉保育労が緊急要請、そして交通規制全面解除と前向きな報告・発表を掲載しました。引き続き全国からの報告・意見等をお待ちしています。

●東京、雨・雹(ひょう)の中で救援募金・・・・東京・市橋さん報告

 東京の障害者団体などでつくる「革新都政をつくる障害者・患者の会」は、23日、JR代々木駅頭で東日本大震災被災障害者への救援募金活動を行いました。この行動には、12人と盲導犬1頭が参加しました。あいにく開始する頃から雨になり、ヒョウもまじる天候になりました。それでも参加者は、声を張り上げ救援募金を訴えました。予備校帰りの学生や子どもからの協力もあり、1時間余りの行動で22,820円の募金が集まりました。参加者は「この救援募金が少しでも被災地の障害者の役に立ち、励ましになれば」と思い、「明日から始まる都知事選で、福祉と防災に強い革新都政をつくろう」と決意を新たにしました。

※乳幼児に水道水は控えて!?
 東京都水道局は23日、葛飾区にある金町浄水場の水道水から乳幼児向けの飲料基準の約2倍に当たる放射性ヨウ素131を検出したと発表しました。東京都は、乳幼児が水道水を飲むことを控えるように呼び掛けています。「代替えの飲料水がない場合は、飲んでも差し支えない」とされていますが、ことは「水」です。生きるために欠かせない物です。ミネラルウォターの買い占めなど、障害者が2重3重の困難に合うことが予想されます。

●長野県で1.5万人の受入をします!・・・・長野県障害者運動推進協議会の竹田さん報告

 すでに長野県の自治体は被災者を受け入れておりますが、県として21日に「被災者受入方針」を策定しました。妊婦176人、透析50人(外来は200人)、福祉施設では特別養護老人ホームなど高齢者関係施設で610人、障害者関係施設では身体61人、知的148人、精神33人、生活保護法に基づく救護施設は14人、震災孤児などを受け入れる児童養護施設・乳児院は199人、身体知的障害者使節では95人。
 受け入れの専用電話 026−235−7407
 県教委も22日、特別支援学校の児童の転入を柔軟に受け入れるよう県内市町村に文書。原則「一家転住」が条件だが、児童生徒のみでも受け入れる。県立高校も同様。    

●被災地の小児心臓病患者の医療機関の受け入れについて
 日本小児循環器学会の対応についてうかがいました。
   【全国心臓病の子どもを守る会:事務局通信臨時号(ハートはあと)より】

 この間、守る会各支部から、震災地域からの受け入れ対応が、全国の小児循環器の専門医療機関で対応できる体制がどの程度進んでいるのかそれぞれ先生に聞いていただきました。各病院では、学会の方からの連絡があり、各々の医療機関の状況にあわせた受け入れ体制をすすめているとのことでしたので、日本小児循環器学会の理事長の東京女子医科大学循環器小児科の中西敏雄先生に、本部事務局からお電話をしました。対応としては、次のようになっているとのことです。

○学会で受け入れ施設の一覧はまとめてあるが公開はしない。
 すべて情報は東京女子医大の中西先生に集中して先生が個々の患者さんに応じた適切な医療施設で対応をできるようなシステムになっている。
 対応地域は、関東近辺および全国の基幹病院(小児循環器の対応できる病院)。

○まずはかかりつけ医師へ相談をして、その医師から中西先生に連絡がくるようになっている。
何らかの事情でかかりつけ医にかかれない場合は患者から直接、中西先生に連絡をしてもらうこと。
 中西先生の方で、患者の重症度の応じて、地元の中核病院を紹介したり、ヘリなどでの搬送をして対応できる病院への搬送を行う。

○他県に避難をしてきている方々での小児循環器病患者への対応はまだこれから。

○東京女子医科大学病院 代表03-3353-8111(循環器小児科・中西敏雄先生へ)


【支援のとりくみ 】

●全国福祉保育労、厚生労働省に緊急要請 【福保労:東日本大震災情報NO,9】

 3月22日、福祉保育労中央本部は、厚生労働省に対して、被災した福祉施設などへの支援に関する緊急要請を行いました。要請には、小山・佐々木・國米副委員長、中央本部から清水書記長、仲野書記次長が参加し、厚生労働省に要請書を手渡し趣旨の説明をおこないました。
 被災地の復興には、国が責任を持ち、実態にあった支援を進めることが不可欠です。とりわけ福祉分野では専門的な支援が欠かせませんが、国は通知などだけで済ませるではなく、必要な予算措置も含めた緊急且つ継続した支援にしていく必要があります。
要請項目は以下の通りです。

1.都道府県や市町村および行政関係機関をつうじて、福祉施設の実態の確認を速やかに行うよう指示し、随時状況の公開をしてください。

2.避難所に自力で移動できない高齢者や障害者および避難所で暮らしている高齢者や障害者への適切な医療行為の保障をしてください。また、      避難所で暮らしている発達障害や重度重複障害、視覚・聴覚障害のある人たちへの個々に応じた支援・相談体制を確立してください。

3.計画停電が国の了解のもと実施されているもと、人工呼吸器や人工透析器等、生命維持に必要となる分野の機器使用に必要な電源を確保してください。

4.被災地の福祉施設では被災した住民も受け入れ支援を行っていますが、食料や燃料をはじめとする物資がありません。人手が足りず避難所に水や食料を取りに行くこともままなりません。支援物資を送る対象として福祉施設も加えてください。また、岩手・宮城・福島以外でも、茨城などで被災し救援物資が届かない地域があります。すべての被災地域に物資が届くようにしてください。

5.被災した子ども、高齢者、障害のある人たちの越境入所ができるように、移動手段の確保と受け入れ態勢の確保をお願いします。また、そのさい、高齢者や障害者は入所手続きの簡素化や費用負担の免除など、介護保険や自立支援法での特別な措置を行ってください。

6.福祉施設職員は、自分の家族の安否や自宅の被災など不安を抱えながらも、利用者への支援を優先し昼夜を問わず働いています。利用者は専門的な援助が必要な人がほとんどであり、一般ボランティアで対応できるものではありません。各福祉施設への専門スタッフの派遣ができるように、全国への支援の呼びかけと移動体制の確保をしてください。

7.被災した福祉施設の建設や補修にあたっては全額を補助するなど特別な予算措置を行ってください。


【 支援情報 】

●東北地方太平洋沖地震に伴い実施している交通規制の全面解除について

 警察庁緊急災害警備本部は、3月23日、東北地方太平洋沖地震に伴い実施してきた交通規制を全面解除することを発表しました。詳細は以下の通りです。

1 概要
  東北道、磐越道等の一部区間において平成23年3月22日午前10時より実施してきた緊急通行車両及び大型自動車等以外に対する通行       禁止規制が全面解除されます。
  (理由)
  東北道白河IC〜本宮IC間の応急復旧が完了したため

2 解除時刻
  平成23年3月24日(木)午前6時

3 留意事項
  今後、緊急通行車両確認標章の交付は行われません。
  なお、山形道(西川IC〜月山IC間)等に通行止め区間があるほか、宮城県内の三陸道鳴瀬奥松島IC〜登米東和IC間(約45km)は交通規制があります。

【本件担当 交通規制課 伊藤警視正(5161)】

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●【大震災関連報告/第10報 】2011年3月23日発信

 被災地はもちろん、関東も相変わらず地震(余震)が続いています。22日はとくに揺れが激しく、ビル4階にある障害者センターも一日で3回も大揺れ。この不安と苦痛はなお続きそうです。
 さて、各団体・各地から被災地の状況、安否確認、あるいは街頭募金活動の実施等々、さまざまな連絡・報告をいただいています。1つ1つの内容が震災の深刻さとともに、深刻な現状を元気に克服していこうとするとりくみも徐々に寄せられるようになりました。
 障全協加盟組織のみなさん、16日に発信した障全協としての「当面の対応」を積極的に受け止めていただき、全国各地から支援のとりくみ報告をいただけるようお願いします。


■被災地の状況

●茨城はあまり報道の対象になっていませんが・・・・茨城県立大子養護学校・
 菊池さんからの報告

 今回の東北太平洋大震災には、皆様方におかれまして、大変不便な、極限状態の生活を強いられている方もおありかと思います。復興の手は、そこまでやってきていることを信じましょう。菊池の近況報告並びに、皆様方の様子をお知らせいただきたくメールを送信することにしました。
 さて、私の勤務している大子養護学校は、児童生たちに怪我した人もなくほっとしております。また、建物の倒壊は免れたものの、継ぎ目が無惨にも割れてしまったところもあります。さらに、水道管の漏水により、学校の半分が水が使えない状況です。また、受水タンクからも水漏れがあったり、地面の中に埋めてある汚水タンクも傾いている状況です。グラウンドも至る所に亀裂が走っています。
 道路状況は、国道118号線については、亀裂や橋が使えない箇所もありますが、普通車なら、迂回しながら、水戸から大子までは走ることができます。道路ぞいの大谷石で作ってある塀は、崩れ落ち、瓦屋根は軒並みブルーシートがかけられている状況です。
 ただ、ガソリンの入手が難しく、4時間並んで、20リッターとか、せっかく並んだのに売れ切れとかいうガソリンスタンドが続出しています。通勤距離が長いので、ガソリンを入手しなければ、動けないので、それだけで精神的にストレスになっています。
 水郡線(水戸から福島県の郡山まで)は、復旧の見通しが立っていません。線路がゆがんでいたり、駅のホームが崩れ落ちていたりと、かなりひどい状況で、復興の見通しが立っていません。
 児童生徒たちは、今、自宅で生活をしていますが(早い春休みになりました)児童生徒たちの家も、水が出なかったりしているところもあり、保護者の皆様方は大変ご苦労をなさっていることと推察いたします。また、震災の疲れから、体調を崩している保護者の方もいると漏れ聞いております。
 原子力発電所も心配です。大子町は、福島原子力発電所から直線距離で約90キロになりますから。
 茨城は、あまり報道の対象となっておりませんが、大洗、鹿島、日立、ひたちなか、などは津波や液状化現象でひどい状況であるということを人づてに聞きました。
 確実な、茨城県の情報をつかんだらば、またメールをお送りします。
 私は、今のところ元気でがんばっています。皆様もお慈愛下さい。

●全国福祉保育労―東日本震災情報より

〔宮城支部〕
  仙台市内から石巻方面のバスが本数は少ないが走り始めているので、場合によっては 徒歩で避難所までいける状況になっている。宮城県労連には全労連からの物資が
届いて いる。

〔岩手支部〕
  盛岡市内のスーパーには、野菜や果物、米、インスタント食品など品物が戻り始めて いる。施設には公的な物資の支援はまだなく自分たちで必要なものを調達しないといけ ない状態は変わらず。ガソリン不足は続いているが、品物が流通しはじめたことで少し めどが立ち始めた。


■支援活動のとりくみ  

●いま何かをせねばという大震災経験者が街頭宣伝行動・・・・兵障協の井上さん 報告

 3月20日(日)「立ち上がろう 障害者・家族 支援募金」を訴える街頭宣伝活動を行いました。
 急な呼びかけにもかかわらず、車椅子利用の障害者4名を含む肢体障害者5名、盲導犬利用者2名+白杖使用者2名を含む視覚障害者6名、心臓病患者本人2名と家族2名、教員、元教員、作業所職員など、計28名の参加がありました。今、何かをせねばという、大震災経験者の思いが今日の行動への参加者の数になったのではないでしょうか。 雨が降るとの天気予報でしたが、13時30分から16時までの2時間半、雨は降りそうでしたが何とか振らずに天まで私たちを応援してくれていたようです。
 東日本大震災で被災された障害者・家族の人たちが、一日でも早く笑顔が見られるように、立ち上がれるようにとの思いをこめて、チラシを配布しながら、訴えました。寄せられた支援募金は、障全協を通じて必ず被災障害者・家族、関係者に渡すと約束しています。おかげさまで、11万円もの浄財の協力がありました。感謝、感謝です。 立ち上がりの一番の支援は、障害のある仲間からのァw)゜ッセージだと思います。これから、兵障協は大震災を経験したものとして、そのときの様子、困ったこと、こうしてほしかったこと、こうしたら元気が出た、具体的なちょっとした気配りなどを届けてもらうよう取り組むことにしています。改めて、当時の記録集などを見たいと思っています。
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●【大震災関連報告/第9報 】2011年3月22日発信

 大震災から10日以上経過した昨日・今日は、関東もドンヨリした空から冷たい雨が降っていました。被災地の東北はきっと寒く、避難所の生活をさらにきびしいものにしているに違いありません。埼玉スーパーアリーナに福島県の双葉町から約1500名が避難してきました。大震災の被害と福島原発の被害の二重の苦しみの中での到着でした。「助かった」と喜ぶ声とともに、「生きる元気も死ぬ元気もない」と疲れ切った老人が発した声。アリーナ避難は期限付きで、3月末までには再び別の避難所に移動しなければならないとか。これで何度目の避難になるのか、さまざまな思いが交差しながらも、一番の願いは早くもとの生活に戻ること。この現実に何ができるのか。しなければならないのか、ともに考え合い、行動し合いたいものです。


●日本障害者協議会(JD)、「東北地方・太平洋沖地震」関連情報センターを設置
・・・・まずは情報の集中を!

 日本障害者協議会(JD)は、3月19日、「東北地方・太平洋沖地震」関連情報センターを設置しました
  ・センター長代行:吉本哲夫
  ・副センター長:田中徹二、東川悦子
  ・JD・JDF連携担当:藤井克徳
  ・事務局:JD事務局(責任者:熊谷)】。

 JDとしては、3月18日にJDF内に設置された「東北関東大震災障害者総合支援本部」に関わりながら、被災された障害者への生活支援・援護活動に関わっていくこと、JDF支援本部としての具体的な支援内容・役割分担が決定するまでの間、JD加盟団体・関係者からの情報を集中化することを当面の重点課題としています。


●大阪、共同の力で支援を!(大阪障害者センター「壁ニュース」より)
 大阪では、現在ODF(大阪障害フォーラム)等で共同して支援を行うための調整がすすめられていますが、「障害関係八者懇談会」(府障教・市障教・大教組障教部・障連協・きょうされん大阪支部・福保労大阪地本・全障研大阪支部・大阪障害者センター)では、当面「東日本大震災緊急対策連絡会」を立上げ、以下のような取り組みをすすめることが確認されています。
@福祉・教育・組合ベースの共同をすすめるため、八者懇レベルの「東日本大震災大阪緊急対策連絡会」を立ち上げる。
A情報の集中、当面、全国レベルの情報を含め、センターメール(GSP22335@nifty.com)に情報を集中する。
B基本的に、ODFレベルの活動に共同する立場を堅持しながらも、個別の団体の取り組みを拘束しない。
C義援金については、すでに取り組みがスタートしているが、今後の支援のあり方として、大阪府的な資金の必要性が生じることがある点、また全国の状況がまだ不明瞭で、最も効果的な活用がどのように図れるかは不明な点も多いことも配慮して、その活用目途や、府的資金をどうするかも含め、各団体で持ち帰り、協議をいただく。(3月18日発)


●愛障協、県に被災障害者等の受け入れを申し入れ!
 愛障協(愛知県障害者(児)の生活と権利を守る連絡協議会)は、3月18日、大村秀章愛知県知事に「東北地方太平洋沖地震で被災された障害者・難病者の本県受け入れについて」の申し入れを行いました。
 申し入れの内容は以下の通りです。

 愛知県は16日、大村秀章知事を本部長とする「被災地域支援対策本部」を設置し、被災者の受け入れ住宅・修学先や勤務先などの確保と検討に入っていることと思います。
 さて被災地では、氷点下の朝晩の冷え込みとともに、雪・雨の天候が被災された方々を襲っています。こうした中、「障害の重い人たちは体調をつぎつぎと崩し、発熱でくるしんでいる」「知的障害の人は失禁したまま避難所で介助されることなく生活している」「障害者の姿がない」「薬がない」など、障害者・難病の方々の避難所で共同生活することの難しさが情報として寄せられています。また、復興に向けて長い年月がかかるごとが予想されます。
 ぜひ、被災された方の受け入れとともに特別な支援が必要な障害者・難病の方の受け入れを愛知県として至急検討してください。

1,被災された難病者・障害者と家族を、県営団地や県住宅公社などへ無料で受け入れを実施してください。
2,被災障害者の受け入れを、コロニーなどの施設を活用して実施してください。
3,被災障害者向けの物資等を優先的に行なってください。


●まつり中止、急遽震災募金を!・・・・障埼連・國松さんからの報告
 障埼連は20日、第31回埼玉障害者まつりの中止の立て看板を、さいたま新都心駅周辺と車等での参加を考え、主要幹線道の交差点付近の設置した。朝7時、中止の立て看のそばで、周知の徹底を図った。朝8時、早速、障害者まつりに参加しようと来た親子連れが、中止を残念がっていた。また事務所では電話での問い合わせに対応をした。
 配布されたチラシは8万枚あまり、すでに、関係する団体や個人には連絡を取るとともに、埼玉県は各市町村に中止の文書を発送し、ホームページにも載せてくれてある。会場の埼玉県障害者交流センターもホームページで掲載。埼玉県障害者協議会も同様にホームぺージでお知らせ済み。チラシは誰が見たのか分からないので、念には念を入れた。
 お昼からは、駅のデッキ上のコンコースにあった中止の立て看板の上には用意してあった震災募金の紙を張り変え、障埼連ののぼり旗を掲げ、チラシ(障全協の募金口座入りのチラシ)とカンパ箱を使い、マイクで募金を訴えました。急に決めたことなので10人集まればよいと思っていたが、20人以上の人が駆けつけてくれました。特に遠くからでも目を引いた大きな募金箱の威力はなかなかのものでした。
 募金は1時間あまりで6万数千円集まりました。その後、駅のそばのさいたまスーパーアリーナに行き、福島県二葉町(原発のある町)から集団疎開(2000人以上)のように非難してきた人たちに向け、障害関係での相談はこちらへのチラシを置きに行きました。
 スーパーアリーナは、バスを40台連ねてきたばかりの避難民と、ワーッと集まってきたボランティアと、いろんな人たちが持ち込む救援物資でごった返していて、統制がしっかりとれていない状況でした。


■他分野の支援のとりくみ
●全労連メールニュースより抜粋
〔全労連〕 医療・生活救援隊第3陣、無事現地到着20日第4陣出発
3月18日に全労連会館を出発した全労連、全日本民医連、農民連が共同で編成した「医療・生活救援隊」の第3陣が、宮城県塩釜市の坂総合病院、宮城県労連、福島県労連に到着しました。3月20日には、第4便が物資を積んで被災地にむけ出発します。全国から物資の取り扱いやボランティアについての問い合わせが殺到しています。現在搬送の手段や燃料の確保、避難場所への配布ルート、受け入れ体制等について現地と調整を急いでいます。固まり次第、全国のみなさんにご連絡、し協力の要請をいたします。今、しばらくお待ちください。

〔愛労連〕 灯油3.5KLを積んで被災地へ19日朝出発
東日本大震災の被災地は氷点下の寒さのなか、避難所では灯油やガソリンが枯渇しているようです。政府は対策を始めましたが、現地ではガソリンスタンドやお米屋さんが根こそぎやられてしまい、避難所までは灯油が届かないようです。そのため、愛労連は灯油配達用のタンクローリーをチャーターし現地に派遣することにしました。現地では灯油の入手が困難なため、名古屋から積んでゆきます。以前お世話になったS石油(本社大阪)Y会長のご厚意で、灯油3500リットルとローリーを手配してくれました。

●全労連・民主団体が緊急要求!
 3月17日、全労連・新日本婦人の会・全国商工団体連合会・全日本民主医療機関連合会・農民運動全国連合会は、菅直人内閣総理大臣に「被災者対策強化のための緊急要求」を提出し、早期実現を求めました。
 要求内容は、以下の通りです。

1.必要な物資の確保について
 政府の責任において必要物資を緊急に輸送し、ボランティアの活用も含めすべて の被災者に行き渡るよう対策を講ずること

2.避難所及び全国での燃料確保等について
@避難所に必要な人員を配置するとともに、燃料、水・食料、臨時電話などの確保と正確な情報提供を行うこと。さらに、ガソリン・灯油など燃料の全国的な確保に万全を期すること
A必要物資および医療・看護師等の輸送に携わる民間ボランティア車両についての燃料対策を講ずること
B正確な広報と情報開示によって国民の不安を除去し、必要以上の買いだめ防止などに努めること

3.東京電力福島原子力発電所の爆発事故への対応について
@原子力安全委員会に必要な権限を与え、状況の正確な把握と安全対策を強化すること

A放射能対策や避難体制に万全の措置をとること

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●【大震災関連報告/第8報 】2011年3月18日発信

 大震災に対する支援の輪が急速に広がりつつあります。17年前の阪神・淡路大震災の際に全国的な支援を受けた兵庫では、「恩返し」という思いも込めた街頭募金活動が活発化しています。東京・障都連も視覚障害者・肢体障害者の仲間が共同で、21日に街頭で訴える準備をすすめています。「がんばれ!東北 ガンバレ!日本」を合い言葉にさらに全国各地での支援活動が期待されます。
 さて、大震災関連報告―第8報をお届けします。JDF等の中央の動き、関係団体の動きの一部をまとめてみました。大震災発生の1週間前とは明らかに異なる動きになってきていることを実感していただければ良いのですが・・・・。

■障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会ニュース(2011.3.18 第112号)
●JDF(日本障害フォーラム)来週に先遣隊派遣
 3月18日、JDFは東京の「対策総本部」とともに、宮城に「前線支援センター」設置を調整すること、週明けに次のメンバーによる先遣隊を派遣することを決めました。
  ・藤井幹事会議長(JD)、森政策委員長(日身連)、久松(ろうあ連盟)、大久保(育成会)、尾上(DPI)、原田(リハ協)など
 きょうされんも週明け福島、岩手に先遣隊を派遣する準備をはじめています。

●「障害者制度改革の推進のための基本的な方向について(第2次)」閣議決定
 内閣府担当室からの知らせによれば、3月15日、閣議が開かれ「障害者制度改革の推進のための基本的な方向について(第2次)」が閣議決定されました。これは、3月11日午後の大地震の日の午前に推進本部で了承されていたものです。
 http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/honbu/k_3/index.html


■厚生労働省の動き
●厚労省、被災施設に介護職員など派遣へ−実態把握を開始
 東日本大震災で被災した社会福祉施設に介護職員などを派遣するため、厚生労働省は3月15日付で都道府県などにあてて事務連絡を出し、派遣可能な職員の種類や人数の調査を始めた。都道府県が市町村や関係団体を通じて、派遣できる職員の種類や数を取りまとめ、厚労省に登録。厚労省が現地と調整し、登録された職員を派遣する。
 派遣に当たっての現地との調整方法や、登録職員の具体的な派遣方法などの詳細については、現在検討中だという。派遣期間は、28日から4月中の約1か月間を想定している。派遣先の社会福祉施設は、▽高齢者関係施設▽障害者関係施設▽児童・母子・婦人関係施設▽生活保護関係施設―で、派遣職種は介護職員や看護職員、児童相談員、保育士、社会福祉士など。


■全国心臓病の子どもを守る会―事務局通信臨時号
●被災者の医療費について
 厚生労働省は、東日本大震災および長野県北部の地震で被災した人たちの医療費を当面、全額免除することとする事務連絡を、15日付けで都道府県、健康保険協会などに送りました。対象は、災害救助法適用市町村で、住家(持ち家、借家を問わない)の全半壊、全半焼またはこれに準ずる被災をした状態にある人、または主たる生計維持者が死亡又は重篤な傷病を負った状態にある人。当面、5月までの診療および調剤分の一部負担金、入院時の食事代は免除。震災発生後に支払ったものは払い戻しされます。保険証がない被災者は、名前、住所、生年月日の申告で治療が受けられます。また、上記の方以外で、特定疾患、小児慢性特定疾患、自立支援医療などの公費助成の受給者証をなくした被災者も、窓口で申告すれば助成が受けられます。

●神戸徳州会病院小児科の黒江兼司先生よりのアドバイス
 兵庫県支部のご紹介で、阪神・淡路大震災の経験から医師の立場からのアドバイスをうかがいました。

〈黒江先生のお話から〉
○神戸の時は局地的な地震だったので、物資についてはあまり困らなかったが、今回は広範囲の地域で被 災をしているという違いがある。医療機関の体制、薬、医療機器などの物資の搬入ルートを確保するこ とが問題。とりわけ慢性疾患患者は主治医にかかれるかが問題になる。被災地域での感染症も心配。

○とにかく、専門的な医療を必要としている患者は、被災地域をできるだけ離れるということが望まれる。 被災していない地域の専門医療機関が受け入れ可能か、会として状況をつかむなどをしてはどうか?
 しっかりした情報を得て流すことが大事。

○医療のことで困っているといった、個別のケースで問題があったら相談にのります。

 現地では、患者にとって必要な人(医師・看護師)、モノ(薬、水、医療機器etc…)が足りません。被災していない地域の医療機関にかかりたくても、手段がなく、ガソリンもなくて搬送ができません。手元の薬が少なくなり不安になっている方もいます。そして、皆のペースで動けない心臓病児者が安全な場所までたどり着けたのかが心配されています。


■JPA震災情報より
●大阪難病連がいち早く街頭募金活動(事務局の濤さんから)
 3月15日17時〜18時20分、大阪市役所前において、東日本大震災義援金にご協力のお願いの募 金活動を、毎月行っています難病センター建設の街頭キャンペーンとあわせて行ないました。参加 者数は29人、頂きました募金額は、58,246円でした。

●NPO法人宮城県患者・家族団体連絡協議会、宮城県難病相談支援センターより(3月17日)
 患者会の皆さまのご支援に心から感謝いたします。仙台市内の状況は、中心部は電気・水道も復活 し落ち着きをとりもどしつつあります。しかしながら、物資の不足は深刻で、ひと房のバナナ、一 切れのパンを買うのに2時間以上の行列に並ばなければなりません。また、マンションや4階以上 のアパートにお住まいの方は、ポンプの故障などで、せっく水道が通っても使えないケースが多 いようです。市内周辺住宅地では、いまだ断水が続き、いま、JRPS宮城県支部長さんから、雪の中 を給水車を待っている、との連絡がありました。目や手足の不自由な難病患者の方は、大変ですが 町内会の方々の善意で何とか過ごしているようです。


■福祉保育労 東日本大震災情報NO.4(2011.3.18)
●被災地の状況(3/17時点)  
〔福島〕さくら保育園分会
 いわき市の状況は全保連などの情報で把握できはじめている。(2P参照)いわき市では公立保育園1箇所が津波で流され被害があったことと、人的被害はないことが報告されている。

〔岩手〕岩手愛児会分会
 ことりさわ学園(情緒障害児施設)は、プロパンガスがなくなり調理ができなくなっている。食材も12日分しか貯蓄がなく心配だ。職員が食材やトイレットペーパーなどを買いに走っているが手に入らない。ガソリンは施設の車1台分だけはある。みどり学園(同じ敷地内の養護施設)には実家に連絡がつかない職員がいる。また沿岸部出身の子どものなかには、親に連絡が取れない子どもがいる。

〔山形〕山形地本
 山形県の組合のある職場では、施設の建物や人的被害はない。地震から2日間は水、ガスが不通になっていたが13日には復旧している。現在はガソリンがなく、自宅待機や出勤できない職員が出ている。組合員からボランティアを希望する声も出始めている。

〔宮城〕宮城支部
 仙台市内で水道が止まってしまって復旧に2週間かかるようだ。水の確保が心配。ガソリンはあいかわらず手に入らない。全労連を通じて宮城県労連に物資が明日から届く予定。おむつやミルクなど福祉施設で必要なものを要請している。(中央からも要請、第2便で届く予定)


■東京・市橋さん・・・・個人メッセージ
 茨城の大山さんが、親戚の家に身を寄せて無事な知らせを聞いてホッとしています。しかし、まだまだ問題点が出ています。私自身、地震の当日は、東京都障害者福祉会館にいて、田町から渋谷までバスで4時間、調布市の家まで6時間かかり、家に着いたのは、午前1時半でした。また、我が家は都営住宅の9階なので、エレベーターが止まったらアウト。計画停電が実施される可否かを問わず、事前に家を出たり帰宅しています。
 それにしても、石原慎太郎【都知事とも言いたくない】の「天罰」発言には、怒りよりも、「こんな文化程度の低い、人間の営みの解らない人だったのだ」か゛私の感想です。

 今度の津波にしても、三陸の人は、何回の経験から備えをしていた。南三陸町などは、市庁舎よりも頑丈な防災センターがあったらしい。それでも被害にあった。でも、人間は想像以上の自然の力に立ち向かって生きてきた歴史です。今度も、原発問題など人為的問題は厳しく対処しながら、今は力を合わせて行こうとする時に「天罰」発言です。許せません。でも、国民は違います。家族の、知り合いの安否を心配しながら、助け合い、そして、新たな歴史をつくると信じたい

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●【大震災関連報告/第7報 】2011年3月18日発信

 大震災から1週間が経過しました。東北・関東では、いまなお地震(余震)が続いており、いつ、この不安・恐怖から解放されるのか、正直全く見通しはもてない状況です。大地震・大津波、そして原発問題と、かつて経験したことのない大参事が一気に襲いかかり、想像を絶する犠牲(者)を生んだ今回の大震災に、どう対処するのか、政治の責任というだけでなく、国民一人一人に大きく問われています。
 物流ストップで社会不安も広がっています。こんな時こそ「奪い合えば足らぬ、分け合えば余る」で_す。試されている時だと受け止めて、ともに困難に立ち向かいましょう。
 さて、大震災関連報告・第7報は、被災地の岩手・宮城・福島の視覚障害者からの続報と福祉保育労働者からの報告を特集します。

■被災地からの報告
●「無地だよ」の声が聞きたくて!・・・・岩手の小田島さん
 全盲と弱視の4人の安否がまだわかりません。居ても立ってもいられません。八方手を尽くしているのですが最後の力を振り絞って、あきらめずに安否を確認したいと懸命に頑張ります。以下、ラジオに投稿した内容です。
 「災害が過ぎて、IBC(ラジオ局)にも、たくさんの「無事」報告が届いていて、その紹介が放送の中心になり、今日は普通の放送に交えての紹介になっています。私は、何度もメールさせていただいていますが、捜している全盲の友人達は見つかりません。もしやと思った釜石の佐々木至(いたる」さんも君子(きみこ)さんも結局確認出来ないままです。宮古の伊藤ゆきおさんも、ありはらひとしさん(家族と一緒)からも、何一つ、誰にも連絡がないのです。「安否確認」のフリーダイヤルにかけつづけても、全く通じません。24時間対応と聞きましたので、真夜中にかけても、呼び出して、すぐ切れてしまいます。
県民センターの安否確認にも、何度も電話していますが、つねに話中です。あちらこちらに電話が設置されたようですが、一人ぼっちで逃げた先は全盲には手も足もでません。人に呼びかけることもできないのです。それが、私たち視覚障害者の特徴なんです。私は、逃おうせたと信じています。だからこそ、もっともっと呼びかけをIBCさんにお願いしたいのです。家に戻っているのかもしれません。そう思いたいのですが、向こうから連絡する方法が見つからないのだと心配しているのです。本人でも、どなたでも、この放送を聞かれましたら公衆電話にたどり着き、皆さんのように「無事だよー」と連絡を入れて欲しいのです。例えそれが、訃報であってもかまいません。災害弱者ですからそして多くの犠牲者も出ていますので覚悟はしています。それでも「もしや、もしやに引かされて」尋ね続けているのです。」

●これ以上の大事に至らぬことを願って!・・・・福島の安達さん
 福島県視力障害者協議会で事務局を担当しております安達です。このたびの地震では、多くの皆さんにお見舞いそして励ましをいただきありがとうございました。
 本会会員32名は、住まいの損傷大小ありますが、皆ケガもなく無事です。ただ、いわき市の会員5名が原発の20kmから30km内に住んでいることから現在室内待機になっております。これ以上大事に至らぬことを願っているところです。

●早くもとの生活に戻りたい!・・・・岩手の盛内さん
 地震は今までに経験したことがない、長くて大きいものでした。家がつぶれるのではないかと、とても怖かったです。私の家は棚から物が落ちたり、食器が少し壊れたりしましたが、大きな被害はありませんでした。日曜日の昼ごろまで電気と水道が止まりましたが、ガスが使えたので食事は何とかなりました。水はお風呂に貯めていた物と買い置きしていたペットボトルを使いましたが、電気がなく、暖房が使えないので、食事の時以外は家族みんなで布団にもぐって、ずっとラジオを聴いていました。
 盛岡周辺は、ライフラインがほぼ開通したようですが、ガソリンや石油、食べ物などが不足しているので、お店やスタンドが閉まっているところもあるし、開いているところは行列ができていると近所の人が言っていました。私たちはそんな混んでいるお店には行けないので、家にある物を説約しながら間に合わせています。バスも限られた路線しか走っていないので、私の家からはタクシーか、歩くしか移動手段がありません。こんな緊急事態で叱られるかもしれませんが、早く元の生活に戻りたいです。今はできることを私なりに頑張っています。

●町内会の方々に支えられて!・・・・宮城・仙台の後藤さん
 あの巨大地震にもかかわらず、私の住んでいる太白区山田では、ほとんど被害がなく、不幸中の幸いといったところです。13日に電気が復旧し、14日未明には水道が使えるようになりました。ただ、輸送手段が著しく制限されている現状では、食べ物など生活必需品が入ってきません。かりに入ってきたとしても、店の前には人が長蛇の列をなして、私みたいな障害者は入り込む余地がありません。したがって、町内会の方々が順番に買い求めては私の家に届けてくださるのです。なんとありがたいことでしょう。そういう現状ですから外にも出られず、家の中でじっと耐えるしかないのが今の状況です。それにしても、福島の原発が心配です。


■全国福祉保育労・速報より―宮城支部分会・職場の状況(3/15までの状況)
●共生福祉会分会(太白区)
 地震当初は食堂の天井からお湯の雨が降って食堂が水浸しになる。施設内はガラスや棚のものが散乱。けが人はいない。

●宮城野の里分会(宮城野区)
 施設は少しの被害。電気は復活したが水がでない。職員は家をなくした人も多数いる。車で流された職員もいるが全員無事。食料、水、おむつが不足している。ガソリンがなく家に帰れない職員もいる。施設では緊急の受け入れ、被災者の受け入れをしている。

●あゆみ分会(塩釜市)
 あゆみ保育園は大津波警報で近隣の小学校に避難した。地震当日は職員も半数以上が避難所で寝た。最後の子どもを保護者に引き渡せたのが12日の昼過ぎ。職員、子どもも怪我などない。仙台港近くに自宅がある職員は自宅に帰れない。七ヶ浜の職員の自宅は一階部分が浸水、半壊状態。保育園は16日までは休園、その先は不明。石油プラントの火災も治まっていない。
 浮島保育所は津波の被害はなく電気も復旧している。子どもたち全員無事。現在は医療関係者などの子ども預かっている。日中は開放して子どもたちが遊びに来たり、父兄が差し入れを持ってきてくれたりするが、市役所からは援助はなく保育所の再開はそれぞれの判断でしてくれなど言っている。多賀城市、塩釜市の避難所は物資がなく水の配給も不定期なので職員が毎日並んで確保している。ガソリンがなく遠方や家族のいる職員は自宅で待機、それ以外の職員が交代で保育園に泊まって勤務している。

●きぼこ分会(青葉区)
 あさひの森保育園は多少のひび割れはあるが大丈夫。電気のみ復活している。
 
●厚生福祉会保育園分会
 保育園は物が倒れた位だが、(連絡者が)保育園にいけないので詳しい状態はわからない。来ている子どもは数人で、近くで行ける職員で勤務を回している。卒園式は26日に延期。
(連絡者の状況)「私は、家族は奇跡的に無事ですが、津波で家も町も何もかもなくなってしまいました…今は家族とすぐ裏に住んでいて津波をまぬがれた親戚家族と一緒にいます。食料もあり励ましあって元気にしています。菖蒲田は崩壊しているので、電気、水道、ガスなどの復旧は見込みなさそうです。頑張ります!」(写真は組合員から送られた被災地の状況)







●緊急街頭募金で約12万円・・・・大阪地本が街頭募金!
 大阪地本では14日、街頭募金を行いました。緊急の呼び掛けでしたが、4分会と書記局から10名が参加しました。ビラを440枚配布、募金は11万7千円が集まりました。

●約40分間で約30万円募金・・・・兵庫地本も街頭募金
 本日、阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議の呼びかけで12時15分〜13:00迄神戸元町大丸周辺にて、街頭募金活動に書記局2名で参加、関係各団体総勢50名程で約40分の間に29万2336円集まりました。(すっごいでしょう!!)
 『被災者支援と支援者の応援に今募金が必要!』『日本社会全体に与えられた試練をみんなの力で乗り切っていこう』と訴えながら第1回目の募金活動でした。以外と高校生が恥ずかしそうにしながら活動の終わり際に少ない小づかいの中から募金箱に入れてくれたのがとても嬉しくて私達をさわやかな気持ちにさせてくれました。高校生に負けじと全国の組合員のなかまの皆さん『こつこつ』と取り組みましょう。


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●【大震災関連報告/第6報 】2011年3月16日発信

 大震災から6日目をむかえ、震災報道とともに、福島原発の放射性物質の放出問題等が繰り返し報道されています。被災者の中には震災で避難し、今度は原発問題で再度避難を余儀なくされている人がいるとのこと、二重三重の被災に不安や怒りが募っていることと思います。
 さて、障全協はこの間、被災地の障害者・家族はどうなっているのかと、現地関係者の安否確認を中心に全視協・全国肢障協・全国心臓病の子どもを守る会などとも連携して電話かけ・メール発信等、取り組みをすすめてきました。多くの関係団体もさまざまに動いていますが、現地の状況を把握するにはなお時間がかかる状況です。
 障害当事者と家族の実際の被害、避難状況、避難生活での実情等は、なかなか把握しきれず、テレビで避難所が映し出されるたびに、障害者はいないかと画面に見入ってしまいます。なおつながりを生かした安否確認等が必要であることを痛感します。高齢者に対する避難所マニュアルといった高齢者ゆえの支援のあり方が関係行政等から出されているようですが、障害者にとっても同様の特別に必要な支援のあり方を理解していただき、支援していただけるようなことも課題としてあげられます。
 そんなことあんなことをいろいろと考えてしまいますが、現時点では具体的にどうこうすることもできず、一人また一人と安否の確認をして、助かったことを喜び合い、まだ不明の仲間のことを心配しあうことだけでも、いまは大切なとりくみであると考えています。 大震災関連報告の第6報は、先の第5報での障全協としての当面する対応の確認と透析患者関連の動き、加盟組織の動き等を紹介します。

■被災された透析患者を心配する宮永さん
 被災地から寄せられる声は切迫した悲痛な声ばかりです。日曜日あたりから関東でもガソリン不足が騒がれはじめましたが、激震地でも「受け入れてくれる透析施設はあっても、そこまで通院、移動するためのガソリンがなく、明日からどうしたらいいのかわからない。透析患者は見放されたの?国に伝えて、方法を教えて」など、宮城や福島の現地患者やその家族から届いています。
 病院は、消耗医療品があと二日分しかない、透析患者はトリアージ寸前、力を貸してと医療従事者同士でのやりとりが各地の患者会に届いて混乱したり・・・・と、いまのところ元気の出る報告はなにもありません。 

●全腎協が厚生労働省に要請
 3月15日、全国腎臓病協議会(全腎協)が透析患者の移送支援に関し要望書を提出しました。(別紙添付)透析は患者にとって、まさに命に関わることであり、早急な対応が求められます。


■兵障協がいち早く街灯募金活動に取り組みます!
 以下、行動の呼びかけ文を紹介します。

2011年3月16日
加盟団体 様
賛助団体 様
関係団体 様

兵庫障害者連絡協議会 会長 津 田 充 幸

東日本大震災における障害者支援について(支援募金の訴え)

 3月11日に発生した東北関東大地震による、日々伝わる大震災の被災状況、更に福島原発の放射能漏れなどは、阪神淡路大震災以上の様相です。
 障全協をはじめ障害者団体は、現地障害者・家族の安否確認、被災状況の把握、政府への緊急申し入れなどに全力をあげています。
 兵障協は、17年前の大震災時に寄せられた全国のなかまからの物心両面にわたる温かい励ましを忘れることはできません。
 兵障協は、本日16日(水)、役員会(常任幹事会)を開催し、東日本大震災における障害者支援について協議し、東日本大震災における障害者支援の街頭募金活動を急遽次の通り実施することを決定しました。
 つきましては、緊急のことではありますが、貴団体からのご参加、ご協力を要請します。



1 日時 2011年3月20日(日)14:00〜16:00

2 場所 JR元町駅東口

3 その他 スピーカー、募金箱、横幕等は、兵障協で準備します。
 なお、障全協は支援への具体的な取り組みを近々決定する予定です。決定され次第お知らせしますので、ご協力をお願いします。
 ※問合せは、兵障協事務局(078−341-9544)にお願いします。


■障全協の対応について
 第5報に掲載した通り、当面する障全協の対応を提案しています。いまできる具体的で有効な支援は「支援募金」です。上記、兵障協のとりくみ同様の取り組みを各組織ともに検討していただき具体的な支援活動を全国ですすめていただければと考えています。募金の額の問題というより、障全協らしく、障害者と家族、関係者が被災障害者・家族の実情を訴え支援を呼びかける、具体的な行動に立ち上がることが重要です。
 寄せられた支援募金については、「対策本部」で有効な使い方を検討していきます。また、個人募金もよびかけつつ、可能な限り各組織での取り組みととりまとめをお願いします。支援状況をニュース等で紹介していきます。
 
 他団体との共同については、現時点で具体的に動いている訳ではありませんが、第4報に掲載した通り、JDF(日本障害フォーラム)を軸とした共同支援が具体化されそうです。これが現実のものになった際には、JD加盟として一翼を担えるよう努力します。

●第45回総会・中央行動について
 総会・行動に関する問い合わせをいただいています。現時点では、4月10日(日)の総会は予定通り開催します。ただし、3月末時点で再度状況を判断し、延期することもありうることをご承知ください。変更がある場合は、早々に各加盟組織に連絡します。また、中央行動については、現状では困難な状況になっています。大震災発生によって、国会・各省庁はこの対応が最重点課題となっており、他分野の要請対応どころではありません。
仮に総会開催・行動実施の場合でも、国・厚生労働省の災害対策本部に要請するということになります。
 いずれにしても、繰り返しになりますが、3月末をまって対応を検討し徹底していくということです。
 なお、そうは言っても総会準備等はどんな状況にあっても進めざるを得ません。議案の作成・送付はもちろんですが、会費・募金等の納入、署名用紙の回収にご協力いただくようお願いします。


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●【大震災関連報告/第5報 】2011年3月16日発信

以下、障全協としての当面する対応をまとめましたので、大震災関連報告(第5報)とし送信します。それぞれの組織で検討し、具体化していただくようお願いします。


東日本大震災に対する障全協の当面する対応

2011年3月16日(水)
障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会

 3月11日14時46分に発生した東日本大震災は、16日時点で死者・行方不明者が1万人を超え、今後さらにその犠牲者が増えることが予想されています。避難生活を余儀なくされている人は、岩手・宮城・福島・茨城など東北・北関東7県で約50万人。水・食料、ガソリン等燃料の不足が深刻な上に、氷点下の朝晩の冷え込みとともに、雪・雨の天候が被災者の健康面への影響を心配せざるをえません。
 合わせて、東京電力福島第1原発の被災は、原子炉格納容器損傷、放射性物質の外部放出という日本の原発史上最悪の事態を招き、近隣住人のみならず、国民全体の不安を募らせるものとなっています。
 いまなお地震・余震、津波等の危険が続いている中、被害者の救助・救援をすすめながら、水道・ガス・電気、交通・通信などライフラインの復旧、そして避難所等で生活する被災者への支援等が最優先課題となっていますが、予想を遙かに超える震災故に、いずれの課題も困難を窮めているのが現状です。
 今回の大震災は、東京・千葉・埼玉など関東地方にも大きな被害を及ぼし、少なくない死者・けが人を出し、また交通・通信の「遮断」が首都圏マヒといった事態をつくり出しています。震災後、数日経った今も電車運休・電話不通、そして計画停電などが続いています。
 こうした中、障全協は自らの被災を乗り越えながら、東北・北関東における関係者の安否確認等に全力をあげ、全国の心痛めている仲間に知らせる努力をしてきました。このとりくみをさらに継続するとともに、事態は長期化が予想されることから障全協の対応として以下の課題をすべての加盟組織のみなさんに提案します。被災者、被災障害者・家族が一日も早く笑顔を取り戻せるよう、ともにがんばりましょう。

1.障全協内に「東日本大震災支援対策本部」を設置し、情報収集・提供、具体的な支援活動を推進します。「対策本部」は、在京の役員(中央加盟    団体・関東ブロック団体)で構成します。

2.当面する具体的な支援活動として「支援募金」を全国に呼びかけます。
   口座名義:障全協
   郵便口座:00110―7―7483
   ※備考欄に「支援募金」と明記してください。

3.障害者関係団体との共同による支援体制確立に全力をあげます。支援体制確立の際には、「障全協・対策本部」としてその一翼を担って奮闘します。


                                              トップへ戻る   ホームへ戻る


●【大震災関連報告/第4報 】2011年3月15日発信

 大震災のさらなる深刻な被害状況とともに、福島原発の放射能漏れへの懸念が高まっています。半径20キロとか30キロとか次々と出される情報に信憑性があるのか、なによりその近隣に住む障害者・患者、家族は本当に避難できたのか、本当に被爆していないのか、大震災の被害だけでない二重の被害に苦しむことがないよう祈るしかありません。
 さて、第四報をお届けします。今回は中央・JDFの対応と関係団体から寄せられた情報を掲載しました。京都・池添さんの被災地だけでない全国の子どもたちへの配慮を訴えるメッセージは目先のことだけにとらわれがちないまこそ、忘れてはいけない課題を投げかけていただいています。また、全国心臓病の子どもを守る会通信では、内部障害者ゆえの実態と課題を考えさせられます。
 なお、次号では「募金よびかけ」等、障全協としての具体的な提起を掲載する予定です。
引き続き加盟組織のみなさんからの情報・意見等を寄せていただくようお願いします。



■JDF(日本障害者フォーラム)が政府に緊急要望書
 3月14日、JDFは内閣総理大臣(障がい者制度改革推進本部長)と厚労大臣宛てに緊急要望書(第一弾)を提出しました。(厚生労働省は14日に災害対策本部を立ち上げ―本部長:大臣、実務上の責任者:社会援護局長)
 JDFとしての今後の救援、復旧支援活動については、個々の団体の活動を尊重しながらも、JDFとして一本化できるものについては共通に取り組めるようにしていきたいとのこと。18日に臨時のJDF幹事会を開催し、できる限り早目に取り組み体制をとっていきたいとのこと。〔障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会ニュース第109号より抜粋〕


■大阪障害者センター「壁ニュース」抜粋―被災地以外の国民への影響も!
 現在、大震災発生以後、TV・ラジオともにこの大災害の報道に一本化され、連日悲惨な惨状が繰り返し報道されています。もちろんこうした情報の提供は、重要なことですが、大人でさえ目を覆いたくなるような映像を繰り返し見聞きする子どもたちや障害児者の人たちへの影響についても十分注意する必要があります。以下に京都・「らく相談室」の池添素さんからのメッセージを紹介しますが、是非とも、周りの人たちへの心のケアにも心掛けたいものです。 

●「らく相談室」池添さんからのメッセージ

 「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク」のメーリングリストに以下の内容のメールが流れました。阪神大震災での経験から被災した子どもたちへの早い段階からの心のケアが必要だと呼びかけられています。大切な内容なので引用させてもらいます。
『こんなときではありますが、子どもたちには、どうぞ遊びと笑いを大切にしてください。深刻な顔での大人同士の立ち話に子どもたちは耳を傾けています。深刻な映像を説明なく見せすぎないようにしてください。凄惨な映像を繰り返しみることで、子どもの恐怖が増します。被災の状況よりも、次におきたときにどうしたらいいかをあわてずゆっくりお話してください。一緒に避難グッズをそろえるのもいいかと思います。心の中に焦りがあってもゆっくりと一緒にどうして必要か説明しながら。怖がる子どもは、どうぞ抱きかかえて、怖かったね、と気持ちを受けとめた上で、逃げる手順をゆっくりゆっくり話して大丈夫よ、と伝えて下さい。子どものゆれへの恐怖心が強くなれば、再び地震がきた際に、パニックになってあらわれます。いざというとき落ち着いて動けるように。恐ろしい映像でいたずらに脅かさないように。枕元にはヘルメットと防寒具を置きね、これだけ備えていれば大丈夫よ。と、伝えて下さい。安心して、たくさん、ぐっすり眠れるように。どんな時でも、子どもたちの中にある遊びたい気持ちを自粛させることはありません。こんなときだからこそ、安全に配慮・u桙オながらもしっかり遊ばせてください。そして大人の笑顔を見せてあげて欲しいと願います。』
 私が上海で飛行機に閉じ込められた時の障害のある仲間のパニックに対応した経験からも、被災地の障害のある子どもたちが直面している困難を想像します。しかし、被災地だけでなく、日本全国の子どもたちへの配慮も必要だと感じています。
 たぶん、被災地よりそれ以外の地域のほうが情報をたくさん得ていると思います。次々と途切れることなくテレビから流れる地震被害の映像、子どもたちがいつも見ている番組はなく、地震災害関連の報道番組一色です。予想を超える大地震ですからもちろん仕方がないことですが、子どもにとっては不安や不満も高まります。いつもより我がままや甘えたになったり、言うことを聞かなかったり、抱っこをねだったり、一緒に寝てほしいということがあるかもしれません。いつもできていることだからと頑張らせるのではなく、不安な子どもの気持ちに寄り添ってあげることが必要だと思います。そして、障害のある子どもはもっと不安な気持ちになっていることだと思います。大人はニュースを見たいところをちょっと我慢して、好きなDVDを一緒に見たり、できるだけいつもと同じ暮らしができる配慮が必要ではないかと思います。地震が起こってからの毎日、悲惨な情報に大人も言葉を失っています。子どもたちはもっと敏感に受け止めていると思います。ぜひ、多くの子どもにかかわっている方や家庭での子育てに生かしていただけたら嬉しいです。

※東北地方太平洋沖地震で、被災に遭われた方・お亡くなりになられた方へ深く哀悼の意を表するとともに、一日も早い復興に向けた支援への協力を呼びかけます!


■全国心臓病の子どもを守る会:事務局通信―臨時号より抜粋
 報道されている情報を見聞きして思ったことは、やはり患者への医療機関の対応が心配になりました。この急場では当然ながら救急患者に追われている状態で、医療機関でも人も含めて、いろいろなものが不足しているという様子がうかがえます。また、震災を経験している新潟の今井理事とも話をしたのですが患者、病児の精神的なケアも大事になってくるだろう…と思われます。
 時間が経つほどに被害の大きさが明らかになっていますが、守る会の各支部についても、3月12日から青森、岩手、宮城、福島、茨城に電話を入れています。電話がなかなかつながらないのですが、幸運にもつながったところは、その時点での状況をうかがいました。以下、報告します。

●青森
 久保田さんのご自宅に電話がつながりご無事を確認しました。ご自身は、職場での対応に追われていて出勤されていました。そのすぐ後にご本人からメールが届きました。
「久保田です。青森県の会員さんで人的被害は確認できていませんが、地方の報道を見る限り無いようです。八戸地区で家屋被災があるかも知りませんが、現在津波の混乱で近づく事ができません。取り急ぎ一報。」

●岩手
 支部長の菊池さん(紫波郡矢巾町)と連絡がとれました。ご自宅は電気が13日夕方にようやく回復、下水等は被害無し。モノが散乱しているが、ご家族ともどもお元気でした。ガソリンが少なく1回10リットルの給油に並んでいる状態。盛岡市の近辺は大丈夫そうだが、海沿いの地域が心配。県内でも電話がつながりにくい状態で会員の状況もわからない。この震災で仕事が休めない状態になるだろうから社員総会の時期になっても出席は難しいかもしれない…。

●宮城
 支部長(石巻市)、事務局(仙台市)ともに連絡つかず。個人的なつながりで12日に連絡のついた仙台市内の人の話では、仙台市内の街中の方は多少の家の損傷はあるものの大きな被害はない。電気、ガス、水道は途絶えている。テレビで報道されているように、仙台市内より海側の街で被害が甚大。生存者の救出を急いでいるが報道されている以上に被害は広まるだろう。

●福島
 支部長の茂木さん(福島市内)と12日夜に電話がつながりました。茂木さん宅では、被災後につながった2本目の電話とのことでした。家の中はムチャクチャ。寝るところにも苦労している状態。電気、水、ガス等のライフラインが途絶えており、食べるものもご近所の差し入れのお世話になっている。会員の方で「避難している」という連絡が入っている。医大病院はトリアージ(患者を救急に限定)になっており、一般の人が診てもらうのが困難。事務局(会津若松市)とは茂木さんもこちらからも連絡がついていません。

●茨城
 事務局の佐々木さん(水戸市)へ13日に連絡をとりました。家の中はグチャグチャだけれども、深刻な打撃は受けていないとのこと。電気、水道が少しずつ回復している状態。お店が開いていなくて不便をしている。


■茨城・大山さん、無事避難!?・・・・東京・市橋さんが追及!
 東京・市橋さん。大山さんのことが心配になり、あらゆるつながりを生かして安否確認を追及。そして、ひたちなか市議の山形ゆみ子さんから知人に近所の方に聞いてもらったら、弟さんが大山さんを車に乗せて出かけるのを見たと語っていたそうです。きっと2番目の弟さん宅に身を寄せているのではないかということでした。さらに確認します。」とのこと。以前、本人確認できていませんが、少し安心できる情報を得ることができました。


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●【大震災関連報告/第3報 】2011年3月14日発信

 大震災から4日目。マスコミ報道を見聞きするにつけ、心痛めていることと思います。

 その被害状況は日を追うごとに深刻さを増し、いまなお地震・余震等におびえている状況です。東京・関東も被災地ほどではないにしても、余震が続いていることはもちろん、交通・通信等の混乱で多大な被害を受けています。
 さて、情報をとにかく集めなければと各方面に連絡を入れ続けています。電話が通じない中、メール等でやっと集めた情報を報告します。厚生労働省からの情報と被災地の情報を第三報としてお届けします。

■厚生労働省の対応等
【社会福祉施設等の被災状況―厚生労働省発表】
 「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の被害状況及び対応について(第10報)」によると、平成23年3月13日14時現在の把握できている範囲での社会福祉施設の被災状況は、337施設(内障害福祉施設65施設)となっています。

【発出通知等―厚生労働省発】
  これまで(3月14日現在)、厚生労働省から発出された通知等は、次のとおりです。


○「東北地方太平洋沖地震により被災した要援護者への対応及び声に伴う特例措置等について」(雇用均等・児童家庭局総務課、社会・援護局総務課、社会・援護局障 害保健福祉部企画課、老健局総務課 平成23年3月11日)
  要援護者の社会福祉施設等の受入等についての考えられる取組や留意事項及び特例措置等について都道府県等に通知 【通知@】を参照

○「高齢者、障害者等の要援護者の緊急的対応について」(雇用均等・児童家庭局総務課、社会・援護局総務課災害救助・救援対策室・福祉基盤課、社会・援護局障害 保健福祉部障害福祉課、老健局総務課 事務連絡 平成23年3月11日)
  避難生活が必要となった高齢者、障害者等の要援護者について、旅館、ホテル等の避難所としての活用や緊急的措置として社会福祉施設への受入を行って差し支えないこととするとともに、社会福祉施設等の職員確保が困難な施設について、広域的調整の下で職員派遣行うよう依頼 【通知A】を参照

○「3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」により被災した要援護障害者等への対応について」(社会・援護局障害保健福祉部企画課・障害福祉課・精神・障害 保健課 事務連絡 平成23年3月11日)
  被災した要援護障害者等への対応について、避難所等における対応、障害者支援施設等における受け入れ、補装具費支給及び日常生活用具給付等事業の弾力的な運用、視聴覚障害者のコミュニケーション支援、利用者負担の減免等について、都道府県等に連絡 【通知B】を参照

○「3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」により被災した視聴覚障害者等への避難所等における情報・コミュニケーション支援について」(社会・援護局障害 保健福祉部企画課自立支援振興室 事務連絡 平成23年3月11日)
  被災した視聴覚障害者等に対する情報・コミュニケーション支援について、視聴覚障害者等の状況・ニーズを把握するとともに、ボランティアや関係団体等と連携を密にし、特段の配慮をするよう依頼 【通知C】を参照


■被災地からの情報(今回は全視協の仲間からの情報です)

●ようやくネットが今繋がりました!・・・・岩手の村上さん
 私の住んでいる矢巾町は、震度6弱でした。その日、盲学校の卒業式に行って役目を果たしてきました。午後治療中のことでした。とにかく1分異常は続きました。物が落ちたのは後半でした。治療室も落ちましたが、2階は足の踏み場も無く大変でした。クローゼットの3枚の扉は全部開きました。たんすも動きました。速報も聞けないぐらい早く停電になり、電話も通じなくなりました。特にBフレッツの電話輪まったくだめでした。停電は、夕べ7時過ぎに解消しました。
 患者さんは仙台の方で、今から帰ると言っていました。卒業式が無ければ午前中に治療するはずでした。無事に帰られたでしょうか心配です。
 その後の余震はひどいときは3分間隔ぐらいにやってきます。いまだにやってきますが、さすがに今日当たりは少し間隔があります。震度3・4ぐらいのもしょっちゅうです。助かったのは、水道が止まらなかったことです。反射式のストーブが威力を発揮しました。
 私の生れ故郷陸前高田は、壊滅的との事です。海岸線から2キロも浸水したそうです。

勿論連絡もできません。宮古・釜石に会員がいますが、何ともなりません。少し時間をください。
 あっ・またゆれました。常に体が揺れている感じです。

●本当に怖かったです!・・・・仙台市の後藤さん
 大地震があって三日目となりました。ようやく、電気が付いてパソコンが使えてこうしてメール書いてます。本当に怖かったです。
 おかげさまでこちらは避難もせずに自宅で過ごすことが出来不幸中の幸いといったところです。そして、宮城の仲間の消息は電話がかからない状態でわかりません。何回か試みてみたいと思います。お見舞いのmailありがとうございました。とりあえずは私個人が無事であることをお伝えして失礼します。

●三陸は連絡がとれない!・・・・岩手の小田島さん
 何人かから、お電話いただき、ご心配おかけしました。私は、大丈夫です。
 先ほど、電気が通じましたので、やっとメールできるようになりました。まだ、おおきな余震がひっきりなしに続いています。岩手の内陸部は、大きな被害はありません。
 三陸海岸は津波で、連絡とれないことが多く、視覚障害者の報道はありません。今、ラジオ(IBC)にメールし、読んでもらいました。
 応援隊がぞくぞく入るようですが、視覚だけでなく、障害者を避難所で特定して保護してくれるようお願いしました。逃げ遅れてしまっている確立が高いので、心配しています。
 その地区に連絡したい方は、IBCらジオにメールすると、安否の問い合わせを受け付けてくれます。
アドレス wide@ibc.co.jpです。


■各県からの声
●埼玉障害者センターのプール天井が落下!・・・・障埼連・國松さん
 昨日、埼玉障害者まつり実行委員会がありました。いよいよ第31回埼玉障害者まつりの開催が今度の日曜日(3月20日)に、迫ってきましたが、模擬店参加者等から食材等の仕入れができないので、参加は難しい状況になった。という話がありました。
 そして、夜中のニュースでは、とうとう計画停電が月曜日からいきなり実施ということになりました。電車もしばらくまともに運行されない、さらには会場である埼玉県障害者交流センターも無傷でなく、地震でプールの天井が一部落ちた上に、計画停電でイベント難しくなった状況です。
 本当はこんな暗さに追従するのではなく、むしろ元気なメッセージを発信し、今、混沌とした情勢の中、障害者施策の逆流を打ち破るために団結する絶好機と捕らえたかったし、それこそ地震災害への大救済イベントにもなると確信していたのに、とても残念な状況になりそうです。

●いちはやく安否確認ができますように!・・・・兵障協の神部さん
 なかなかつながらない通信手段の中での、第一報、読ませていただきました。まずは、センターの皆さんがご無事で何よりです。関東北部・東北の皆さんがご無事でいらっしゃることを祈ります。
 いちはやく安否確認ができますように。そして、17年前に多くの皆さんに支援してもらった私たちにできることを探していきたいと思います。
 今日からは、計画停電も実施されるとのこと。いろいろ、気をつけてください。 


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●【大震災関連報告/第2報 】2011年3月13日発信

 大震災の被害が日を追うごとに明らかになり、宮城県警の発表では「万人単位での死者」を想定しての捜索との報道も出てきています。M9.0との変更を裏付ける被害状況といえます。
 マスコミ報道を耳にすればするほど、あらためて被災地の障害者・家族、関連施設等の状況が気になりますが、現地との連絡は相変わらず遮断されたままで、どんな小さな情報でもほしいと願わずにはいられません。
 さて、昨日の不十分な第一報を呼んでいただいた方々から、続々と返信が帰ってきています。返信いただいた方々の了解も必要かと思いますが、その内容が大変意味あるものと考え、みなさんにご紹介したいと思います。第一報で全国からの意見や知恵が今後の支援活動等に大変参考になることをお伝えしましたが、まさにその内容の返信です。被災地・岩手の仲間からの情報と合わせて、第二報をお届けします。

●岩手・田中さんからの報告
 「水沢のひまわり園、きょうされん加盟の事業所ですが、みなさん無事だそうです。内陸部の方は大丈夫です。沿岸については、とにかく内陸部もそうですが、電話はつながりません。ただ、ラジオからの情報だと、陸前高田にある支援学校が避難所になっており、地震当日も生徒たちは待機させられており無事とのことです。先ほどの(13日15時ころ)地元放送局からの情報だと、大船渡にある福祉の里という施設が避難所になっており、近隣の方々300人が避難しているそうです。また情報つかんで連絡します。中央もがんばって!」・・・・田中さんは私白沢の大学時代の友人で岩手で障害者関連の事業と運動にがんばっている方です。白沢にとって宮城・仙台は第二のふるさとであり、今回被災地となった東北にはたくさんの友人が生活し、福祉運動に平和運動に奮闘している場でもあります。まだ安否確認できない友人も多く、連絡の取れた仲間と必死で連絡を取り続けています。その友人たちに障害者関連の情報提供も依頼しています。

●茨城・大山さん、いまだ連絡とれず!
 第一報でもお知らせした茨城の大山さんですが、いまだ安否確認できていません。今日一日朝から電話をし続け、先ほど(午後17時ころ)電話が呼び出し音にかわり、鳴らし続けましたが、出られませんでした。避難所に無地移動していることを祈るばかりです。しかし、かりに避難しても、そのでも不便な生活、障害ゆえの困難さを考えると何ともいえません。早く直に声が聞きたいものです。


以下、第一報を呼んでいただいた方々からの返信です。

●阪神・淡路大震災をふりかえりつつ・・・・兵障協の井上さん
 障全協のに皆様へ
 M8.8の超大地震の報を聞き、びっくりしています。その日、障全協に電話等しましたが全く通じませんでした。無事の報、まずはよかったです。
 95年1月11日のあの大震災から、16年が過ぎ17年目に入った神戸です。当時、全国の皆さんから物心両面による温かい励ましをいただいたことが、後の立ち上がりに大きな力になりました。
 まずは、被災状況、安否確認等を、積極的に進めてほしいです。孤立した障害者・家族がとても多いと思います。仲間からの連絡ほど、嬉しいものはありません。安否確認で、被災状況、何が今必要なのかなどが、把握できると思います。そして、その情報を逐次全国に発信してください。必要なことを遠慮なく発信してほしいと思います。私たちにできることは限られてるかもしれませんが。
 昨日、兵障協は、障害者の文化の集い、第23回こんにちはまつりを150名以上の参加で元気よく開催できました。こんな時にするのかという意見もありましたが、こんな時にこそやろうと決意。元気が出る集いになりました。急遽募金も訴えました。
被災地の仲間の無事を祈りつつ、第1報ありがとうございました。

●鳥肌が立つ思い・・・・福岡の石松さん
 ご苦労様です。お忙しい中、幹事会中止のご連絡を戴きありがとうございました。
 東北の障害者・家族の安否がとても気になりますが、何も入らないもどかしさを感じております。
 地震と車両、船舶、家屋、田畑のこらず飲み込んでいく津波の映像を見つつ、石松があの場にいたら、おそらく、確実に飲み込まれると。電動が足では観念する外ないのかなぁ、と思ってしまいました。鳥肌が立つ想いでした。
 家平さん、無事でよかつた。当地でも以前、比較的大きな直下型地震がありましたが、そのときはEVが止まり自宅に丸1日缶詰になった記憶があります。火災が発生すれば逃げ切れません。石松も含めて、災害弱者としての心づもり(どう生き延びるか)および社会の対応(行政・地域(近所も含めて))をどうするか。しかと深めていく必要を痛感しています。
 それにしても、茨城の大山さん、心配ですね。ご無事であることを願っています。

●被災地の人たちのことを思うと胸が痛みます・・・・障岡連の吉野さん
 第1報のメールありがとう。障全協事務局が揺れはあっても、みなさま無事であったこと、何よりでした。白沢さんからのメールで安心しましたが、被災地の人たちのことを思うと胸が痛みます。断続的な余震に不安に思いながら過ごされていることと思います。吉本会長、市橋さん、家平さんにくれぐれもよろしくお伝えください。
ご無理をなさらず、じっくり構えながら、私たちに支持をください。とりあえず、中央事務局が無事であったことに安心しながら、お見舞いまで。

●無事でなによりでした・・・・広障連の榊さん
 お知らせありがとうございました。全国肢障協ではメーリングで状況をお知らせいただいていますが、千葉・東京の方々はたいへんでしたね。昨日は電話が通じないで、今朝東京の友人と話しましたが、相当ゆれたようですね。
私も広島で震度5弱を経験しましたが、不思議なもので空気の色が違っているように見えました。私の家はそうでもなかったのですが、少し離れた所では家の中がめちゃめちゃになりました。広島の場合は「活断層」によるもので、少しの距離でも被害が異なりました。
みなさん、ご無事でなによりでした。


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●【大震災関連報告/第1報 】2011年3月12日発信

 3月11日14時46分に発生した、M8.8という観測史上最大級の東北地方太平洋沖地震、続く新潟・長野での地震は、地震と余震、津波・火災などなど、その被害が次々と報道されています。
 「東京は大丈夫か?」「被災地の障害者世帯や関連施設の被害はどうなっているのか?」など、いまなお通じない電話連絡にあって、やっと通話できた、その第一声が被害を心配する声・声・声でした。
 以下、現時点での障全協と加盟組織の地震関連状況を報告します。

●日本障害者センター、ビル4Fで大揺れ!
 吉本・市橋・白沢が外出の中、家平・障都連・全視協のそれぞれの事務局が仕事中、突然の地震で地上9階立ての4階にあるセンターは大揺れで、大騒ぎ。ビル自体古く、天井も低く、その上エレベーターは狭く・・・・・・・と、震災にもっとも弱く危険な建物であるだけに、その驚き・恐怖は半端なかったと思います。
 しかし、揺れはしましたが、大きな被害もなかったことは不幸中の幸い。がしかし、弱くない余震が断続的に続く中、電動車椅子の家平は4時ごろ事務所を出て帰宅。帰宅といっても交通機関は全面ストップであったことから、道行く人をかき分けて、電動で2時間かけて無事帰宅。この事実を知ったのが、午後8時過ぎ。携帯はじめ通信手段はいっさい駄目で、安否確認もできないまま、駄目でも繰り返し事務所に個人に連絡し続け、やっと通話できたときの安心感は言葉に表せません。

●東北各県・長野・新潟に連絡中!
 テレビでの震災情報を知れば知るほど、その被害状況の深刻さがヒシヒシと伝わってきて、被災地の障害者・家族の状況はどうなっているのか、関係団体・個人に連絡をし続けました。しかし、なかなか通じず、やっと連絡できて把握したことが次の通りです。

○長野・・・・事務局の竹田さんと会話。
 被害の深刻なところは県北の新潟との県境で、松本市・長野市等はこれまでにない揺れはあったものの、目立った被害はでていないとのこと。震災時、ビル9階の事務所に松丸さんが仕事をしており、恐ろしく揺れたとのこと、しかし被害はなかったそうです。

新潟・・・・事務局の小河さんと会話。
 以前の中越地震の時のような状況ではない。まだ状況を把握するまでには至っていないが・・・・。とにかく、どうのような状況にあるのか把握に努力するとのこと。逆に関東・東京のことを心配してくださった。

 東北等・・青森・山形・岩手・秋田・宮城・福島、そして茨城に昨日から何度も何度も連絡しているが全く通話できない状況。とりあえず、メールできるところにはメ ルしたが、これとて送信できないという表示の状態。岩手の視覚障害の仲間は退丈夫だろうか。宮城の仲間・先生方はどうしているのか。もっとも心配なのは茨城の大山さん、何度か関東ブロック会議を大山さん宅の近くにある民宿でやっており、恐ろしく海の近くに自宅があることを知っているだけに、早く連絡が取れるよう、繰り返し電話しているが通じない。大山さんは最重度の脳性麻痺があるにもかかわらず、行政に車椅子の給付を申し出てきたが(電動ではない手動の車椅子の申請)、何度申請しても却下され続けており、自力で移動も困難なだけに、心配と悔しさでいっぱいです。 

●共同で支援活動を!
 個々の団体が必死でつながりを生かして実態・状況の把握をしています。この個々のがんばりとともに、状況を共有し支援を共同できる体制づくりが本当に重要になっています。障全協は全障研・きょうされんとの共同はもちろん、JDそしてJDFと大きな共同で可能な大きな有効な支援ができるよう、その一翼を担って全力をあげます。
 加盟組織のみなさんには、絶えず情報を提供し、具体的な支援を呼びかけられるよう努力します。また、様々な意見・知恵を寄せていただくようお願いします。特に、阪神・淡路大震災を経験した近畿のみなさんの当時の支援等の経験を知らせていただければ幸いです。


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※東日本大震災に対する支援についての情報は、下記の電話・FAX・メールに問い合わせください。

        障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会(障全協)


  〒169-0072 東京都新宿区大久保1-1-2 富士一ビル4F

  電話:03−3207−5937  FAX:03−3207−5938  電子メール:
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